
エン太
ジニ男
「工学部=年収が低い」とは言えない

工学部出身者が一概に年収が低いとは言えません。
工学部でも、就職する企業によって年収1000万円を超える人も多く存在します。
また、理系学部は大学院に進学する人が多く、そのまま博士課程を修了し、研究者として大学に残る人もいます。
大学研究員となり、ゆくゆくは教授になると、大学教授は高年収の職業として挙げられます。
ただ、工学部出身者は医師や弁護士、商社マンなど年収が突出した職業に就く人が少ないため「年収が低い」というイメージを持たれやすいのかもしれません。
メーカーは見た目の平均年収が低い

ジニ男
工学部出身者はメーカーなど技術職に就くことが多いです。
メーカーの平均年収は業界によっても異なりますが、公表されている年収はそれほど高くありません。
しかし、それだけで「メーカー = 年収が低い」と判断するのはやめた方がいいでしょう。
平均年収には、その会社に勤める全社員の年収が反映されていることが多いです。
メーカーですと、工場のラインで働く作業員など、比較的給料が高くない方の年収が反映されている可能性が高いです。
年収の分散が大きいということですね。
そのため、平均年収だけで判断せず、採用区分ごとの年収も調べた方がいいです。
例えば総合職を狙う人は、総合職の年収を調べましょう。
工学部学科別の高収入の職業

ジニ男
高年収を求める人は、学科別の高収入の職業を認識しておきましょう。
また、理系全般で高年収を狙える職業については以下の記事でも紹介していますので、ぜひご覧ください。

機械
機械系学科の卒業生の主な就職先は「製造業」、いわゆるメーカーです。
代表例としては、自動車や産業機械などが挙げられます。
この中で高収入を目指すのであれば、大手メーカーの総合職として入社し、管理者を目指す道があります。
例えば、日本を代表する企業であるトヨタを例に挙げると、管理職になることで年収1000万円を超えることが十分可能です。
電気電子
電気電子系学科の卒業生もメーカーに就職する人が多いですが、電子機器を製造する会社がメインです。
また、電力会社や鉄道会社などインフラ系に就く人も多いです。
ほとんどの業界が電気を使用しますので、幅広い需要がある学科と言えるかと思います。
例えば、電力や鉄道など、大手インフラ企業で出世すると高収入につながります。
情報
情報系学科の卒業生は、IT系の会社に就職する人が多いです。
IT・情報分野はこれから伸びていく分野ですので、情報系の知識を持つ人への需要は無くなることはないでしょう。
システムエンジニアやプログラマーとして能力を発揮し、高年収を得る人も多いです。
本当に優秀な人はフリーランスエンジニアとして、年収数千万円稼ぐような人もいます。
土木建築
土木建築系の学科の卒業生は、建設関係の仕事に就く人が多いです。
ゼネコンや工務店、設計事務所のほか、デベロッパーに就職する人もいます。
例えば、不動産業界の大手企業で出世すると、年収1000万プレーヤーもたくさん出てきます。
また、会社に勤める以外にも、一級建築士の資格を取得し自分の建築士事務所を持つなどで、高年収を稼ぐ人もいます。
化学
化学系学科の卒業生は、化学系メーカーに就職する人が多いです。
また、化粧品会社や製薬会社の研究者として活躍する人もいますね。
平均年収が高い企業ランキングを見てみると、13位に三菱ケミカルホールディングスがランクインし、製薬会社も上位に位置しています。
参考:東京経済ONLINE(https://toyokeizai.net/articles/amp/257530?page=2)
あまりイメージが無いかもしれませんが、化学系企業は年収が高い所が多いです。
就職・転職で成功したい人へ

その経験から、新卒・中途採用の方向けにアドバイスします。
ジニ男
私が考える就職・転職がうまくいく人、いかない人の差は「持っている情報量の差」、大事なのはその1点です。
私自身の就活を思い出すとWEBサイトや先輩からの情報収集など、あらゆる手段を使って情報収集しました。
その結果、周りの一歩先を行くことができ、第一志望の会社に合格。
私を評価してくれていた複数の企業をこちらから辞退を申し出る結果となりました。
あなたがもし成功したいなら、とにかく周りの人より多くの情報を取って、他の人より有利な状態で戦うのです。
以下で新卒・中途の方に分けて、情報を得るために利用した方がいいサイトを紹介します。
就活・転職は情報戦です、勝ちたいなら必ず利用してください。
新卒採用向けアドバイス
新卒採用の方向けにサイトを紹介します。
中途採用の方は読む時間が無駄ですので以下をクリックして飛ばしてください。
新卒採用の方は就職サイトに登録して、とにかくたくさんの情報を収集しましょう。
とりあえず、リクナビとマイナビは登録してありますよね?
登録していないなら他の人より一歩遅れています、まず登録しましょう。
ただ理系の方にはもう一つ登録した方がいい就職サイトがあります。
「理系ナビ」という就職サイトをご存知でしょうか。
その名の通り、理系人材に特化した就職サイトです。
理系ナビを利用するメリットは以下の通り。
- 理系の専門性を活かせる仕事・会社を幅広く知ることができる
- インターンシップやセミナーの情報をいち早く得られる
登録は以下の公式サイトから可能です。
また、もう一つあなたが知っておくべき情報があります。
それは、あなた自身の情報です。
あなたは、あなた自身のことをきちんと理解していますか?
私の時代は自己分析は本を買って行うのが主流でした。
しかし、今は自己分析をインターネットサイト上で行うことができます。
OfferBox(オファーボックス)というサイトに登録すると、無料の適性診断AnalyzeU+を使うことができます。
AnalyzeU+を利用するメリットは以下の通り。
- 問題数が多いため、診断結果の信頼性が非常に高い
- 診断結果に合った企業からオファーが来るため、自分に合った業界が分かる
登録は以下の公式サイトから可能です。
中途採用向けアドバイス
中途採用の方向けにサイトを紹介します。
新卒採用の方は前述の新卒採用向けを見てくださいね。
中途採用の方は転職エージェントを利用するのが最も手っ取り早いです。
中途採用では今の仕事で十分に時間が取れない中、自力での情報収集には限界があります。
転職エージェントに登録するメリットは以下の通り。
転職エージェントに登録するメリット
- 非公開の求人の情報を得ることができる
- 面接の調整、給料や入社時期の交渉など、働きながらだと面倒な調整を代わりに進めてもらえる
- 費用が無料
- 精神的に不安定となる転職活動の中、何より相談相手の存在が心の支えとなる
以下で、理系特化の転職エージェントと一般向けの転職エージェントを紹介します。
まず理系の方は、少なくとも理系特化の転職エージェントは利用すべきです。
理系特化の転職エージェントはまず「レバテックキャリア」を利用しましょう。
特徴は以下の通り。
- IT・エンジニアに特化しており、専門性の高い求人が充実している
- コンサルタントのIT・WEBの知識が高く、エンジニア経験者と対等に話ができる
- 1人1人に寄り添った求人紹介や経歴書の添削、面接対策など実施し、選考通過率が高い
登録は以下の公式サイトから可能です。
また、理系特化の転職エージェントの選び方は、以下の記事で詳しく紹介しています。

また、理系だけでなく全般的な情報を知りたいなら一般向け転職エージェント「マイナビエージェント」を利用しましょう。
特徴は以下の通り。
- サポートが丁寧で、キャリアアドバイザーに熱意がある
- 中小企業など独自案件が多い
- 面倒見が良く、はじめての転職や若年層におすすめ
登録は以下の公式サイトから可能です。