
エン太
ジニ男
転職活動を進めていく中、なかなか給料や年収のことって相手企業に聞きにくいですよね。
大手企業の人事関係で働いていた僕の経験から言うと、会社は「良い人材を安く手に入れる」ことを目指しています。
当たり前ですけど、会社はなるべくお金をかけたくないんですよ。
ただ転職の場合、新卒採用と比べて中途採用の立場が弱いです。
会社は新卒採用は欲しいので、あれこれチヤホヤして、何としても自分の会社に入ってもらえるよう頑張ります。
一方、中途採用では、会社もひどい場合「もし条件に納得できないなら無理して入らなくていいよー」といった態度を取ってきます。
会社としても、新卒採用は安い買い物で、中途採用は高い買い物ですから。
そんな中、個人で交渉を進めるには限界があり、強引に行くと落とされてしまう可能性もあります。
転職で年収が下がるとき、それを理由に辞退していい

ジニ男
転職活動の中で、辞退すること自体は個人の自由です。
基本的に、転職活動は口約束で進んでいきますので、法的拘束力は働きません。
僕も大手企業で中途採用を担当していましたが、途中で辞退されるのはもはや日常茶飯事ですね。
ひどい場合には、入社前日に辞退される、また面接日に連絡もなく来ない、なんて人もたくさんいます。
それでも、会社としてはどうしようもないんですよ。
入社の意思が無ければ、その人を無理やり入社させることはできませんので。
真面目で良心が強い人ほどなかなか辞退することができず、中途半端な状態で入社してしまいますが、それでは結局うまくいきません。
辞退する人なんてたくさんいますので、気にすることはないです。
迷うのは自分の中で軸が無い証拠

そもそも転職活動の際、仕事内容や条件に納得がいっており、転職する覚悟が出来ている人は迷いません。
そのため、迷っている時点であなたにはまだ仕事選びの軸が定まっていない状況と言えます。
迷いがあるようなら、その転職はやめましょう。
たとえ入社できたとしても、数年後にはまた転職を検討しているような状態が目に見えています。
ただ、今の会社にも給料など不満がある状況は事実ですので、転職活動を仕切り直しましょう。
今の会社に転職活動をしていることを知られなければ、何度でも何回でもやり直せばいいのです。
年収が下がる条件を提示されたときの3つの対応方法

ジニ男
年収が下がる条件を提示された時の対応方法
- 直接条件について交渉する
- 転職エージェントに仲介してもらう
- 辞退してやり直す
直接条件について交渉する
給料などの条件について、自分で直接企業の担当者と交渉することが可能です。
交渉相手の人事担当者は慣れていますので、相談には乗ってくれるでしょう、
しかし、私も中途採用の担当をしたことがありますが、条件交渉ってどうしてもその人の印象が悪くなります。
そもそも、エントリーシートの時点では多くの人が「貴社の規定に従います」と書いていますので、終盤になりやはり条件に納得がいかないと言われると非常に印象は悪いです。
これから働く会社ですので、入社前から悪い印象を持たれるのは誰でも嫌ですよね。
転職エージェントに仲介してもらう
直接交渉してもらうより、転職エージェントに仲介してもらって交渉した方が、専門の担当者が企業と交渉してくれるのでスムーズにいきます。
ただ、現時点で転職エージェントを活用せずに転職活動を進めている場合、これから転職エージェントにサポートしてもらうことは難しいです。
そのため、転職活動する際には、最初から転職エージェントに登録してサポートを受けましょう。
辞退してやり直す
年収が下がることを理由に辞退するかどうか悩むぐらいであれば、僕なら「辞退一択」です。
年収が下がってもやりたいことがやれればいい!もしくは年収が上がる企業に転職する!など、軸が明確になっていれば今さら迷わないはずです。
繰り返しになりますが、迷いがあるなら辞退して、もう一度転職活動をやり直しましょう。
転職で年収が下がることに対してどうしても迷う場合、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
