
エン太
ジニ男
「通勤時間2時間」で会社都合退職できる可能性あり

会社都合による退職で「特定受給資格者」に認定されると、失業給付金の給付開始が早くなったり、貰える期間が長くなったりする可能性があります。
厚生労働省の定義によると、次の場合は特定受給資格者の範囲になると示されています。
【特定受給資格者の範囲(一部抜粋)】
事務所の移転により、通勤することが困難となったため離職したもの
事務所の移転で、通勤時間が往復4時間以上になると、上記定義に当てはまる可能性があります。
会社都合で退社したい場合、ハローワークに相談してみましょう。
状況により判断が分かれますので、自己判断は禁物です。
通勤時間が長いから辞めるのは甘えではない

ジニ男
通勤時間が長いことは以下で述べるように色々なデメリットがあります。
そのため、通勤時間を理由に仕事を辞める人も実際にいます。
ただ、通勤時間を短くする方法は仕事を辞める以外にもあります。
通勤時間を短くする方法
- 職場の近くに引っ越す
- 家の近くの職場に異動希望を出す
引っ越すことは、それぞれの家庭の状況もありますので、そう簡単に行かないことも多いです。
そのため、社内異動で通勤時間を短くすることを試みて、それでもダメな場合は転職を検討してみましょう。
長時間通勤を続ける5つのデメリット

エン太
ジニ男
長時間通勤の5つのデメリット
- 心身ともに大きなストレスがかかる
- 家にいる時間が短くなる
- 会社に行くこと自体が憂鬱になる
- 風邪などの感染リスクが高まる
- 人生の有限の時間を消費している
心身ともに大きなストレスがかかる
長時間の通勤は、体と心に大きなストレスがかかります。
例えば、電車通勤であれば満員電車で押しつぶされ体力を消耗し、周りの人は皆イライラしているため自分自身もストレスを感じます。
また、女性であれば痴漢被害、男性であれば痴漢えん罪の恐れがあり、なかなか気を抜くことができません。
会社に着いたころにはもうヘトヘトで、仕事どころでは無くなってしまいます。
家にいる時間が短くなる
通勤時間が長いと、朝早く家を出なければならないですし、退社してから家に着くまでの時間もかかります。
そのため、必然的に家にいる時間が短くなり、それに伴って家族と過ごす時間が短くなってしまいます。
家族との関係性は非常に大切です。
家庭の状況が上手くいっていないと、仕事にも身が入りません。
通勤時間を短くし、家で過ごす時間と会社で過ごす時間のバランスを保つことで、生活が豊かになっていきます。
会社に行くこと自体が憂鬱になる
通勤時間が長いと「会社に行くまでの道のり」が嫌になってしまい、会社に行くこと自体が憂鬱になってしまいます。
通勤で電車に乗ると途端に体調が悪くなってしまうような人もいます。
うつ病に近いような状態ですね。
会社員として勤めている以上、会社に着いたあとの勤務時間で力を発揮する必要があります。
その前段階の通勤が嫌になってしまうと本末転倒です。
風邪などの感染リスクが高まる
電車やバスの公共交通機関ほど、密閉空間に人が密集する空間はありません。
もちろん健康体の人もいれば、何かしらの体調不良などで菌やウイルスを保有している人もいます。
そのため、風邪がうつる可能性もあり、特にインフルエンザの時期は感染リスクが非常に高いです。
通勤時間を短くし、なるべく密閉空間にいる時間を減らすことで、体調を崩すリスクを減らすことにも繋がると言えるでしょう。
人生の有限の時間を消費している
人生の時間は有限です。
この記事を読んでいる今も、刻々と時間を消費しています。
1日の時間は皆平等に24時間ですよね。
通勤時間が片道2時間、往復4時間とすれば、1日の6分の1を通勤に使っていると言えます。
年間出勤を240日と仮定すると、年間で960時間を通勤に使っています。
24時間で割ると、年間40日間も通勤時間に費やしていることになります。
もったいないと感じませんか?